Laravelプロジェクトの設定方法
Laravelプロジェクトの設定ファイルはすべてconfig
フォルダ内に格納されています。
app.php
ファイルでLaravelプロジェクト全体の設定を行う
設定ファイル | 用途 |
---|---|
app.php | Laravelプロジェクト全体の設定を行う。アプリケーションの名前やタイムゾーン、ロケール(後述)などを設定 |
auth.php | 認証に関する設定を行う。 |
database.php | 接続先のデータベースに関する設定を行う。 |
mail.php | メール送信に関する設定を行う。例えば認証機能において、パスワード再設定用のメールを送信したい場合などに設定が必要 |
session.php | セッションに関する設定を行う。 |
- env()ヘルパ関数を使う場合:.envファイルを編集する
- env()ヘルパ関数を使わない場合:設定ファイルを直接編集する
env()ヘルパ関数を使う場合
app.php
19行あたり
'name' => env('APP_NAME', 'Laravel'),
.env
行目
APP_NAME=Laravel
env()は.envファイルに設定された環境変数の値を取得するヘルパ関数で、以下のように引数を指定します。
第1引数:環境変数名
第2引数:環境変数が設定されていない場合の初期値
env()ヘルパ関数を使う場合は.envファイルを編集し、該当する環境変数の値を変更することで設定できます。
env()ヘルパ関数を使わない場合
app.php
73行目あたり
'timezone' => 'UTC',
基本的に、開発環境や本番環境など異なる環境で異なる設定を行いたい場合(データベースへの接続設定など)はenv()ヘルパ関数を使い、
すべての環境で同じ設定を行いたい場合(タイムゾーンやロケールなど)はenv()ヘルパ関数を使わずに直接設定ファイルに記述します。